伝統食材の魅力を現代のトレンドに乗せて発信
株式会社 会津美里振興公社
Issue
福島県の北西部に位置する会津地域には、古くから残る仏教建造物や豊かな自然が育む名産品など、たくさんの魅力がつまっています。一方で、多くの地方自治体と同様に、少子高齢化などの課題も抱えています。会津美里振興公社は、地域の資源を活用したオリジナル商品の開発や販売などを通して、会津地域の振興に挑戦しています。
当社は会津美里振興公社のPR活動を支援。会津美里振興公社は、会津地域の伝統食材であるオタネニンジン(高麗人参)の健康効果に目を付け、「ピンピンころりカレー」として商品化しました。オタネニンジンは国内では会津を含む3ヶ所でしか生産されていない希少な食材で、収穫までに4、5年を要するといった生育の難しさから、担い手も減少しています。そんな伝統食材の復活にかける思いを、薬膳ブームや健康効果などの潮流と組み合わせながら、メディアを通して社会に発信していきました。
PR活動の戦略をつくり、メディア向け試食会、カレーフェスへの出店、カレーの日のイベント開催、と年間を通して情報発信を行いました。
2019年10月の下北沢カレーフェスティバルの出店に併せて、プレスリリースとメディア向け試食会を実施。ピンピンころりカレーを食べてオタネニンジンを知っていただき、町長をゲストに招くことで話題化にも繋げるとともに、カレーフェス出店への注目度を高めました。
試食会にて、会津美里町の渡部英敏町長(左)と会津地方の非公認キャラクター・おたねくん(右)
カレーの日にあわせて、2020年1月22日には「大人食堂」を開催。同じく少子高齢化という課題を抱える千葉県船橋市の若松2丁目団地にて、住民の皆さんに「ピンピンころりカレー」を食べていただきながら意見交換を行いました。首都圏と地方が手を取りあうこの取り組みは、新しい交流のカタチとしてローカルテレビで紹介されただけでなく、ユニークなカレーとして認知を拡大することにもつながりました。
大人食堂にて行なった、団地住民と振興公社のメンバーでのワークショップの様子
当社は「ピンピンころりカレー」と、同じく会津の名産品である「八年饂飩」のWEBサイトとランディングページの企画・編集・ライティングも担当。それぞれの商品のストーリーを伝え、一人でも多くのファンをつくるためのサイト作りを行いました。
参考:
・【case】プロダクトの背景やストーリーを伝え、ファンを増やすサイト制作
Solution
露出の機会を増やすために、メディア向け試食会、カレーフェスへの出店、カレーの日のイベント開催、と年間を通して情報発信を行いました。
2019年10月の下北沢カレーフェスティバルの出店に併せて、プレスリリースとメディア向け試食会を実施。ピンピンころりカレーを食べてオタネニンジンを知っていただき、町長をゲストに招くことで話題化にも繋げるとともに、カレーフェス出店への注目度を高めました。
・メディア向け試食会の様子はこちら

また、カレーの日にあわせて、2020年1月22日には「大人食堂」を開催。同じく少子高齢化という課題を抱える千葉県船橋市の若松2丁目団地にて、住民の皆さんに「ピンピンころりカレー」を食べていただきながら意見交換を行いました。首都圏と地方が手を取りあうこの取り組みは、新しい交流のカタチとしてローカルテレビで紹介されただけでなく、ユニークなカレーとして認知を拡大することにもつながりました。
・大人食堂の様子はこちら

また商品のストーリーをユーザーに直接伝え、一人でも多くのファンを増やすため、WEBサイトとランディングページの企画・編集・ライティングも行いました。
Result
ピンピンころりカレーのWEBサイトは
「ピンピンころりカレーの開発秘話」と「会津オタネニンジンの復活に前線で挑戦している生産者のストーリー」の2点を大きく伝えていきたいと考え、設計しました。

会津の歴史、開発に関わる人、オタネニンジン を生産している人。地域のために取り組んでいる方々の想いを載せつつも、オタネニンジンの健康効果やおいしさ、楽しみ方がわかるようなサイトとなっています。
・ピンピンころりカレー公式サイトはこちら
Output
- Event
- Media
- Web