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CLIENT
株式会社ココウェル
2004 年に設立した、フィリピンのココナッツ製品を扱う日本初のココナッツ専門のブランド。ココナッツの魅力を伝え、ココナッツ商品を多くの人たちに使ってもらうことで、フィリピンの貧困を無くし、自立した産業化と持続的発展を目指す。ココウェルはココナッツの魅力をより多くの人へ正確に伝え、ブームに終わらせることなく各家庭に当たり前のようにココナッツ製品があるような環境を目指している。
お答え頂いた方
ココウェル代表 水井裕 氏
学生の頃、途上国の環境問題を学ぶためにフィリピンへ留学。山岳地方のベンケット州にある大学で環境科学部に入り現地の環境問題を学ぶと共に、それ以上に深刻な貧困問題に実際に触れ、非常に大きな衝撃を受ける。フィリピンに対する思いは帰国後も消えず、その答えがココナッツであった。「人と地球に優しい」ココナッツの無限の可能性を追い求め、ココナッツ農家を始めとするフィリピンの貧困問題の解決にも継続的に事業を通して貢献している。
取材時期
2018年5月

お客様の目線に近いPR活動を

ココナッツの魅力を伝え、ココナッツを通じて原産国のフィリピンの貧困をなくしていくことを目指した事業を展開されている、株式会社ココウェルの水井様。
2016年からPR支援をさせていただいていますが、当時はどのような課題を感じていらっしゃったのでしょうか?

PR活動においても「何か新しいことをやったほうがいいのでは?」というタイミングででした。ココウェルのお客様の層を考えたときに、メディア、そしてお客様のニーズを汲みとりPR活動へ落とし込み、形にしていくことができるPR会社にお願いしたいと思っていました。

御社は大阪に本社がありますが、PR活動において影響はありますか?

やはりメディアは東京に集中しているので、フレッシュな情報がなかなか入ってきません。東京でメディアの対応をしていかないと難しい部分があります。
その間に入っていただくPR会社さんはありがたいですね。当時はPR活動というよりもメディアからの問合せに対応している感じで、積極的な発信はできていませんでした。
ココナッツブームが最盛期のすこし後からStory Design houseさんと活動をご一緒し始めました。その頃はメディアからの問合せもまだ多く、対応のために東京にしばらく滞在していたこともあります。その経験から、東京でのPR活動の大切さを感じました。

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当社との活動の中で、印象的な取組みはありますか?

ココナッツミルクパウダーの新商品発表会と、シェフの方を迎えた一夜だけのPOP UPレストランですね。POP UPレストランは、こちらのコワーキングスペース「flat5」で開催しました。

新商品発表会では、表参道のキッチン付きの会場で、の試食会を開催しました。

かたい雰囲気の発表会ではなく、メディアの方やご招待客を含め皆さんが話しやすい発表会になりました。
以前自社で開催したイベントは、説明会のようなものになってしまったんですよね。今回は大阪のココウェルカフェからカフェスタッフが同行するなど、新しい挑戦もありました。メディアからの反応も大変よかったですね。そのときのメディアが今でもお付き合いしてくださっているのは本当によかったと思います。

flat5で開催した一夜限りのPOP UPレストランはいかがでしたか?

20名前後の規模感でのイベントが、お客様にいちばん伝わりやすいですね。直接お話ができて、その場でフィードバックをいただきやすいですし、会場のサイズ感が良いと思います。このスペースの緑いっぱいの雰囲気もとても面白いですよね。
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それに、ここで料理ができるが大きいと思います。大阪のココウェルカフェでも毎月イベントを行っているんですが、商品の実際の使い方がイメージしやすくなります。私たちとお客様のコミュニケーションだけでなく、お客様同士が会話できる距離感もよいですね。

新しいPR活動の可能性

PR面での成果を感じた取り組みを教えてください。

ある企業様とのコラボレーションで、勤めている方のお子さんと一緒にワークショップをさせていただだいたことです。
小学生のお子さんに向けてのワークショップは初めてでしたが、大変面白かったのと同時に、コラボレーションの可能性を感じることができました。

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来年ココウェルは15周年を迎えられます。

0周年の際には近隣のカフェを借りてフェスのようなイベントを開催しました。今回はココウェルカフェもオープンしていますので、ぜひ開催したいと思っています。

ココウェルの大きな夢として、ココナッツのテーマパークを掲げています。そのステップとして、2016年にココウェルカフェをオープンし、低糖質メニューを提供するというコンセプトで運営してきました。今年はカフェも含めて皆さんにさらに知っていただけるよう頑張りたいですね。東京にも店舗を出せたらと思いますし、積極的に他企業様とのコラボ―レションにも力を入れていければと思っています。