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Case

戦略的にSNS話題化を実現し、冊子制作で理念を伝える両面サポート

公益財団法人日本ケアフィット共育機構「チーム誰とも」

  • Creative
  • Marketing
Date
2020年2月〜
活動内容
  • コミュニケーション戦略設計
  • メディアリレーション
戦略的にSNS話題化を実現し、冊子制作で理念を伝える両面サポート

Issue

公益財団法人日本ケアフィット共育機構は、誰もが暮らしやすい共生社会をめざして、サービス介助士の資格の認定・普及・教育に取り組んでいます。東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、障害は個人の心身にあるのではなく健常者を前提とした社会構造が生み出しているものであるとする「障害の社会モデル」を広め、共生社会を築くためのムーブメント「チーム誰とも(誰もが誰かのために共に生きる委員会)」を発足しました。



その初回の活動として、2020年2月13日~15日に東京大学本郷キャンパスにて「バリアフルレストラン-トライアル版-」を開催しました。このレストランは、「車いすユーザーであることが当たり前」「二足歩行する人が障害者」な社会を前提としたレストランです。今の社会における多数派と少数派をひっくり返した仮想世界を通して、障害は社会の仕組みから作り出されている、ということの体験を目的としています。

Solution

当社はこのレストランのPRを担当しました。目指すビジョンやイベントの背景などをメディアに伝えるためには、十分なプレゼンテーションの時間が必要と考え、会期前にプレスデーの開催と全体戦略の発表を提案。社会的意義のある取り組みのためSNS等でも話題になると想定し、波及力の強いWebメディアや動画メディアなどにもアプローチし、イベントに参加いただきました。



またイベントを追体験し、気づきを深めるための冊子も制作。日本ケアフィット共育機構が定期刊行しているフリーペーパー『紲 Kizzna』バリアフルレストラン特別号では、レポート記事や図解ページを設けることで、バリアフルレストランに参加していない人もイベントを追体験し、「障害の社会モデル」の理解が深められる冊子を制作しました。



当日参加した人にとっても、イベントの背景や仕掛けを伝え、気づきを深めるきっかけになる誌面づくりを行いました。 また、ユニバーサルデザイン(視覚的な可読性)も考慮しながらも、読者の目をひき、手にとってもらいやすいものにしたいというクライアントの想いを反映し、デザインにもこだわりました。



同時に、チーム誰ともの始動を広く伝え、共感者を増やすため、オウンドメディアでのコンテンツ発信を行いました。ブログメディアnote上にて、バリアフルレストランの体験レポート記事や、チーム誰ともの目指すビジョンや活動の背景を伝える記事を制作しました。



レストラン店長を務めた車いすYouTuber・寺田ユースケさんが想いをつづった

記事や、チーム誰ともで監修を務めた東京大学准教授星加良司さんが「障害の社会モデル」を解説するインタビュー記事なども発信。これらは、『紲 Kizzna』バリアフルレストラン特別号に掲載した記事を再編集し、ロングバージョンとして公開したものです。 チーム誰との活動の狙い、背景を伝え、ムーブメントにつなげていくための情報発信をしました。


Result

イベント会期中には多くのメディアが訪れ、テレビ、全国紙、専門媒体、Webニュースなどの幅広い媒体に掲載されました。SNSでは動画再生数1万回、1万いいね!を超える投稿もあるほど話題となりました。 


『紲 Kizzna』のバリアフルレストラン特別号と、「チーム誰とも」によるオウンドメディアのコンテンツではチーム誰との活動の狙いや背景を伝え、ムーブメントにつなげていくための情報発信を行いました。 

Credit

PR Planner:Ryu Hamasaki

Output

  • Book
  • Owned media
  • Media

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